アジア國家及び地區では潛水艦購入「ブーム」が巻き起こっており、當該地域では、今後10年の間に500億ドル以上を投じて90以上の潛水艦を購入する見込みで、水面下の競爭は避けられなくなっている。韓國の「BizTechReport」サイトが4月14日に伝えた。
掲載文によれば、アジア太平洋地區のほとんどの國が、4方を海に囲まれている、または海に面しているという共通の特徴を持っているため、強大な海軍システムと海上作戦能力を必要としており、潛水艦はその最も有効な防衛武器の一つとして、任務を果たすことができるという。
現在、アジア太平洋地區において、経費に比較的余裕のある國々はそれぞれ潛水艦購入に力を入れ、海軍を増強させている。中でも、中國?インドの二つの大國は、その購買競爭の中でも群を抜いており、さらに原子力潛水艦の建造を進めている。一方、日本、韓國、北朝鮮、マレーシア、シンガーポール、パキスタン、タイ、インドネシア、ベトナム及びオーストラリアはみな海軍の裝備を拡充させている。
アジア諸國の現段階での海軍及び潛水艦の実力
中國
094級(Type 094-class)弾道ミサイル原子力潛水艦
094級(Type 094-class)弾道ミサイル原子力潛水艦
アジア太平洋地區で、中國は最も強大な潛水艦隊を保有しており、60隻以上の潛水艦が中國人民解放軍海軍に服役している。中國海軍は既に海軍の現有裝備のバージョンアップを計畫しており、30年前のR級軽油動力潛水艦を順次淘汰し、中國製「明」級、「ソン」級或いはロシア製の「キロ」級潛水艦に世代交代させるという。また、中國はロシアの「アクラ」級攻撃潛水艦の購入を計畫しており、目下の主要計畫は094級(Type 094-class)弾道ミサイル原子力潛水艦の建造である。