資料寫真:中國の天外天ガス田と春暁ガス田の掘削施設
◆中國の支配海域を24時間態勢で巡視
中國には300萬平方キロメートルの「青い國土」がある。しかし長年、海洋権益の保護はほとんどなされていなかった。09年と2010年、周辺の海洋権益をめぐる爭いが激化し、中國は海洋監視に力を入れるようになった。
中國の海洋監視船は中國の黃海、東中國海、南中國海など300萬平方キロメートルにわたる全管轄海域を定期的に巡視している。そのため、これまで知られていなかった違法な環境調査、軍事目的の音波観測、資源調査、物理観測、電子偵察など中國の海洋権益を侵害する行為を次々と海洋監視當局が暴いていった。
統計によると、昨年、中國の管轄海域に進入した外國船は1303隻、航空機は214機、その他違法行為は7回、警告124回と、管轄海域における巡視は強化されている。同時に、中國の管轄海域に進入した作業船を追い払い、海洋権益が効果的に保護された。(文=張軍勝)
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年6月16日