◇艦名には「規定」がある
公開資料によると、中國海軍は1978年11月18日に「海軍艦艇命名條例」を発表、艦艇の命名機関、命名規則、関連規定を規定した。
1986年7月10日、中國海軍は同條例を補足?改正、外國艦艇と本國の艦艇の艦名を區別しやすく、順序が整い、覚えやすく、発音がはっきりしていて、名稱に響きと尊厳があるなどの要求が加えられた。
具體命名規定によると、駆逐艦、護衛艦は大型?中型都市の名前がつけられるため、アデン灣での護衛任務に2回就いた「武漢」や「舟山」など馴染みのある名前が多い。
艦名の重複を避けるため、中國海軍の艦名命名は地域によって區分され、北海、南海、東海の三大艦隊の艦名は各自の管轄區內の地名が付けられるようになっている。
通し番號81の遠洋航海訓練艦「鄭和」は中國の偉大な航海士、鄭和を記念して、その名が付けられ、通し番號82の遠洋総合訓練艦「世昌」は日清戦爭の海戦で犠牲になった英雄、鄧世昌の名が付けられている。
國務院臺灣事務弁公室の記者會見で臺灣の記者が「ワリャク」の艦名について質問した際、「施瑯」はすぐに否定された。施瑯は1681年に臺灣を奪回した清の名將で、そのため臺灣側はこれを深読みし、関係當局もこのことを考慮したものとみられる。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年8月2日