[寫真]1月1日、イラン海軍はイラン南部の海域で大規模な軍事訓練を実施。新型ミサイルの発射実験を行った。
イランは4日、再度アメリカに向けて、「ペルシャ灣には有害な外國の軍隊は必要ない」と警告した。イランは3日にも、「アメリカの空母は、二度とペルシャ灣に戻ってきてはならない」と警告を発したが、アメリカ國防省に拒否された上、「虛弱」だと嘲笑された。
多くのアナリストは、アメリカとイランについて、「一発目のミサイルが投下される寸前」との見方を示している。レバノンのメディアは現在の狀況について、「50年前のキューバ危機に似ている」と報じ、戦爭開始の一歩前にあることを示唆した。また、アメリカのあるアナリストは現在のイランについて、「1941年の日本に非常に似ている」と述べ、アメリカを戦爭への道に突き進めていると示唆した。
しかし、戦爭のカギをアメリカが握っていることは明白である。AFP通信は4日、「ワシントンではイランとの衝突に関する議論が白熱している。政治家は一連の事件によって、戦爭を念頭に置き始めた。戦爭に肯定的なアメリカのタカ派は、イランに対抗するには、ニューヨーク警察程度の力で十分だと考えている」と報じた。
日本と同じ究極の選択を迫られたイラン
米誌「フロントページ」は、日本も現在のイランと同じ立場に置かれたことがあると紹介した。1941年、アメリカは日本に対し石油の禁輸を実施、日本は戦爭するか衰退するかの選択に迫られた。日本は軍事路線を変えず、戦爭に打って出た。當時の日本と同じく、イランも長い歴史を持ち、帝國だったプライドと使命感を持っている。イランが衰退に甘んじることなく、戦爭を選ぶ可能性は非常に高い。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年1月6日