國(guó)民からの強(qiáng)い反発を理由に、韓國(guó)は日本との『軍事情報(bào)保護(hù)協(xié)定』の署名を延期した。同協(xié)定は、日米?米韓軍事同盟を日米韓軍事同盟とするための布石であり、日韓による軍事情報(bào)の共有は、両國(guó)が軍事同盟國(guó)となるための第一歩であるとされている。韓國(guó)社會(huì)の反発は、中國(guó)にとって朗報(bào)と言えるだろう。『環(huán)球時(shí)報(bào)』が伝えた。
「準(zhǔn)軍事同盟」と稱(chēng)される同協(xié)定は、表面的には朝鮮に対するけん制を目的とするが、実際には中國(guó)をもその範(fàn)囲に含めている。韓國(guó)は同協(xié)定により中國(guó)との関係を悪化させ、地理的條件に基づく政治的役割を演じる羽目に陥るだろう。
韓國(guó)は朝鮮との対立を避けることができず、國(guó)家戦略レベルでその対応に追われている。韓國(guó)が日米と手を結(jié)び、中國(guó)に対する切り札となる同協(xié)定に署名するならば、將來(lái)的により苦しい狀況に立たされることだろう。
このような盲目的かつなりふり構(gòu)わぬ戦略は、表面的には韓國(guó)の今後の不安材料を取り除くように見(jiàn)えるが、実際には北東アジアの政治に関する発言権を失うことになる。韓國(guó)の日米への歩み寄りは、北東アジアの分裂を加速している。韓國(guó)は朝鮮と北緯38度線(xiàn)を挾み対峙しているため、北東アジアで動(dòng)亂が生じた場(chǎng)合、韓國(guó)が真っ先に矢面に立たされることになる。
日米韓の軍事同盟には、中國(guó)をけん制する目的があるのだろうか。韓國(guó)がこのような戦略に加わるならば、それは短絡(luò)的な思考と言わざるをえない。それは韓國(guó)の長(zhǎng)期的な國(guó)家利益にもとり、制御できない大國(guó)間の駆け引きに身を委ねることになるからだ。韓國(guó)はその駆け引きの最前線(xiàn)に立たされることだろう。