最近、米國だけでなく歐州連合(EU)も中國の太陽電池産業に反応するようになった。予想外の事態が起こらなければ、EUは米國の後について中國太陽電池産業への制裁措置を近く打ち出すとみられる。またEUは二酸化炭素(CO2)排出量の責任をめぐって中國を困らせるとみられ、西側諸國も國際通貨基金(IMF)の増資をめぐって引き続き中國を「カモ」にするよう騒ぎ立てるとみられる。
「世界一」の稱號に対し、われわれは冷靜さを保たなければならない。30數年に及ぶ改革開放を経て、中國経済は世界が目を見張る成果を挙げたが、これから地域的な格差、構造のアンバランス、分配の不平等さ、貧富の格差といった一連の問題を解決していかなくてはならない。このような問題の解決という目標を達成してはじめて、國民は幸福になり、國は強くなる。その時こそ世界一を喜び、世界一を記憶にとどめ、世界一を誇りに思うことができ、真の幸福に浸れるようになるといえる。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月14日