米ワシントン?ポスト紙は1日、「中國がより信頼できる、責任感ある地域の大國になった場合、中國はどのような見返りを得るだろうか?これは習近平國家主席がオバマ大統領に殘す、課題一覧表の主要內容に違いない。最も危険な試練は、中日両國の東中國海における小島を巡る主権問題だ。習國家主席とオバマ大統領が、同問題について胸襟を開き話し合う時期が熟している」と伝えた。
産経新聞は3日、「習國家主席が訪米を急ぐ目的は何か?中國外交部の関係者によると、習國家主席の訪米は人々に期待されており、中國はオバマ大統領サイドから、『第二次世界大戦後の國際秩序を尊重する』という言葉を聞いたという。中國政府は、世界の反ファシスト戦爭の勝利の成果として、日本は釣魚島(日本名?尖閣諸島)を中國に返還すべきと主張する。中國は同じく第二次世界大戦の戦勝國である米國に、その立場から中國を支援することに期待している」と報じた。
復旦大學米國研究センターの沈逸氏は3日、環球時報のインタビューに応じた際に、「習國家主席とオバマ大統領の首脳會談において、米國が要求を示し中國がイエスかノーと返答するのではなく、中米両國がそれぞれ要求を記した一覧表を提出することが理想的だ。首脳會談に具體的な成果を期待するべきではない。具體的な事務の実行は、その後の協議や擔當者レベルの提攜枠組みの構築にかかっている。首脳會談は、戦略的方針を策定するだけでよい」と語った。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月4日