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最前線に守る丹羽大使:中日関係強化に余生捧げる

最前線に守る丹羽大使:中日関係強化に余生捧げる。 中日関係は昨年、波瀾を重ねた。中日関係の最前線に「駐屯して守る」立場にある日本の丹羽宇一郎駐中國大使は中日関係をどう捉え、どのように取り組んでいるのか。19日午後、在中國日本大使館本館2階のオフィスで、丹羽大使にインタビューした…

タグ: 最前線 丹羽大使 中日関係 強化 余生

発信時間: 2011-01-26 16:21:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料寫真:丹羽大使

中日関係は昨年、波瀾を重ねた。中日関係の最前線に「駐屯して守る」立場にある日本の丹羽宇一郎駐中國大使は中日関係をどう捉え、どのように取り組んでいるのか。19日午後、在中國日本大使館本館2階のオフィスで、丹羽大使にインタビューした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

インタビュー內容は政治、経済、軍事交流から國民感情の修復まで、アジア太平洋情勢から中日米の3カ國関係までと多岐にわたった。丹羽大使はインタビュー前に各質問に対して入念な準備をしており、1時間半にわたるインタビュー中、終始溫和で、質問には必ず答え、落著きの中にもユーモアを失わなかった。

72歳を目前にした丹羽大使は自身の干支が卯年であることに觸れ「今年が人生最後の卯年になるかも知れない」と述べた。だが消極的?悲観的になったことはなく、常に積極的?楽観的に前を向き、未來に目を向けているとして、「中日関係強化のために余生を捧げたい」と述べた。

■「困難な時期であるほど、心の中の理想に火がつく」

----2010年7月31日に大使が著任されてから、すでに5カ月余りが経過した。著任以來、重點的に進めてこられたのはどの分野の取り組みか。

私は常に日中両國を數千年の交流の歴史を持つ隣國と捉え、両國民間に堅固な関係を築かねばならないと堅く信じている。これは大使としての私の最大の願いでもある。著任以來、日中関係は確かにいくつかの波瀾や困難を経験した。だが私の理想と信念に変化はなく、困難な時期であればあるほど、心の中の理想に火がつく。

私の働きがどのような効果をもたらしたのかについては、後世の人の評価を待ちたい。とにかく私は日中関係強化に全力で取り組む。

----大使は以前「愛國親華」の大使になりたいとおっしゃった。「愛國親華」という言葉は、どのように理解されているか。

「愛國」は、どの國の公民にとっても當然の事だと思う。日中関係については、周恩來首相が述べたように「和すれば共に利し、闘えば共に傷つく」だ。友好的に付き合うことが日中両國にとって唯一の道だ。國民間の友好関係を実現することこそ、私の述べた「親華」の本意だ。

他者は自分を映す鏡だ。日本の角度から見ると、重要なのは「愛國親華」であり、これを中國の角度から見たのが「愛國親日」だ。もし日本が「愛國嫌華」で、中國も「愛國嫌日」だったら、両國の數千年の交流は深まりようがない。國と國との関係も人と人との関係と同様で、誠実に接し、信頼を重視することが極めて重要だ。もし日本が「愛國嫌華」の姿勢なら、日本は中國の鏡なので、中國も「愛國嫌日」の姿勢になるだろう。もし日本が「愛國親華」なら、中國も鏡の中の自分を見て「愛國親日」になるだろう。雙方共に「親華」「親日」の姿勢をとれば、両國関係は自ずと改善される。

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