日本時間9日夜10時、新任の松本剛明外務大臣は外務省で就任後初の記者會見を行なった。松本外相は「21世紀は、しかるべき日米同盟関係の強化に努め、中國?ロシアとの関係進展にも精力的に取り組んでいきたい」と述べた。
松本外相の高祖父(母方)にあたる伊藤博文は、日本の初代內閣総理大臣?初代樞密院議長?初代貴族院議長?初代韓國統監、そして「明治憲法の父」と呼ばれ、戦前の日本の二大政黨の1つである立憲政友會の創始者でもある。また、伊藤博文は內閣総理大臣に4度就任し、最長任期は7年、在任中に日清戦爭を起こし、日本を東アジア最強の地位へと引っ張り上げた男である。しかし、全體的に見れば、彼は日本の指導者の中では武力ではなく、頭脳派の総理大臣だった。1909年にハルビンの駅で韓國の民族運動家に暗殺されている。
韓國では、「朝鮮半島を植民地にしようと考え、殘酷な統治を行なった『歴史的罪人』の子孫を日本の『國外での顔』である外務大臣に任命したのは、日韓関係からすれば、好ましい人選ではない」との聲が上がっている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月10日