英経済紙「Financial Times」にも以下のように掲載されている:London Luxury協會は、高級な手袋、化粧品、衣類などを買い歩く、中國観光客向け「英國王室御用達ブランド?ツアー」などの観光商品を取りそろえている。ツアー料金は265ポンドで、料金を追加すれば車1臺をチャーターする事も出來る?!钢袊摔悉长韦瑜Δ侍貏eなもてなしをいたく気に入るのだ」とこの記事には記されている。
ドイツの経済ニュースを扱う「徳國財経網」には、ドイツ経済は中國人の高級ブランドブームに頼ることになるだろう、と書かれている。2010年、中國人消費者がドイツ國內で消費する金額は平均454ユーロとなっている。対し、ロシア人は351ユーロ、歐州で最も裕福とされるスイス人でさえも127ユーロなのであるから驚きだ。
今年になって中國のGDPが初めて日本を抜いた。今、高級品の消費額も日本を抜こうという勢いだ。これに関して、日本の日刊紙「読売新聞」は、「もともと振わなくなっていた日本の有名ブランドが、東日本大震災でますます売れ行きが悪くなった。といっても、ブランドブームは日本ではもうとっくに終わっている」と記している。また、こうした傾向に対し前向きな2點の考えを述べている:第一に、日本人が高級ブランドを追い求めなくなり、従來の質素倹約を主體とした生活スタイルに落ち著いたこと。次に、高度経済成長中の中國の國民が高級ブランドに注視するようになったことは、日本のビジネスにとってチャンス到來ということになる、と。
「環球時報」の記者らが東京の路上で「年內に有名ブランドを買う予定はありますか?」との質問を日本人5人にしたところ、皆が首を橫に振り「そんな高価なもの買えません」「高級ブランドを買う必要がない」「普通のメーカーのもので充分」と答えている。アパレル商社の課長に「中國人の高級ブランド消費額が日本人を超えようとしていることに関してどう思いますか?」と訊ねたところ、「日本では、高級ブランドを追い求める時代は過ぎ去りました。今では、國民の高級品への憧れは薄れています。中國ではようやくそういった時代が到來したようですが、若者が身分不相応に高級ブランドを追い求めた揚句、カード地獄に陥るようなことがないように注意を促すべきだと思います」と答えている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年6月20日