平和を毅然とした態度で維持する必要があることは、歴史の経験が我々に教えていることだ。アナン前國連事務総長はかつて、「我々の今日の主な任務は、人類に大虐殺の被害者、および破壊された都市と文化を忘れさせず、同じような恐怖と悲劇がいかなる時、いかなる場所でも再演されないようにすることだ」と警告した。歐州は常にナチズムの復活に警戒しており、今日もナチスの戦犯に対する追撃の手を緩めておらず、さらにはナチスの戦犯から葬る場所を奪っている。これは正義と平和の恒久を保証するためだ。
今日のアジアの平和的基礎は依然として堅固ではない。日本の誤った歴史観および軍國主義的思想は、アジアの平和にとって大きな脅威だ。日本の平和憲法改正および再武裝の衝動に対して、かつて日本の軍國主義の危害をこうむったアジア諸國が、懸念を抱かないはずがない。歴史問題で逆行する日本に強い圧力をかけることは、正義を守り、アジア?世界平和に対する責任を盡くすことである。
歴史を胸に刻むのは、歴史の悲劇を再演させないため、平和への追求を人々の心に永久に留めるためだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年10月18日