菅首相は巧妙な計略により何とか命をつなぎとめた。多くの人が彼を、日本のために大局に立って考えていないというが、彼が計算高いことは認めざるを得ない。菅首相は大學時代にすでにマージャン計算機を発明し、特許も申請している。
すべてにおいて計算が必要な政界で、首相の座は最大の賭け事といってもいい。內(nèi)閣不信任決議案の投票を前に、菅首相は賭けに出た。「震災の収束が見えた段階で若い世代に交代する」ことを條件に留任したのだ。それによって6人目の1年未満の首相にならずにすんだばかりか、今月8日、首相に就任して満1年を迎え、「この5年間で任期が最も長い首相」となったのだ。それだけでなく、菅首相は3日、辭表を提出していた政務三役4人の慰留に成功した。
民主黨內(nèi)の次期首相をめぐる爭いはすでに幕を切った。菅首相はいつ退陣するかまだ明らかにしていないが、民主黨內(nèi)の次期首相候補はいずれも弱點があり、黨內(nèi)の意見は一致していない。黨內(nèi)が混亂すれば、菅政権がさらに延命する可能性もある。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2011年6月8日