米誌ナショナル?インタレスト電子版は2月7日付で「中國の內戦」と題するセリグ?ハリソン氏の以下の論説を掲載した。
最近中國はレーダーを回避できるステルスジェット戦闘機と米空母を攻撃できる対艦弾道ミサイルを公開し、百年にわたる太平洋での米國の支配的地位に終止符を打った。
オバマ?胡錦濤會談は、ワシントンと北京のパワーの新たな現実を反映する和解條件を確定しようとはしなかった。北京にとって最大の懸念である2つの中米問題の解決に間接的に取り組みすらしなかったのだ。ホワイトハウスは北京と東京の中間に立って中日の緊張関係を緩和させようとするのではなく、北京に対抗するため、東京との軍事的つながりを強化する方針を過去數週間內に表明した。これにはF35ステルス戦闘機を輸出して中國の新たなステルス戦闘能力に対抗することも含まれる。さらに重要なことに、米國は臺灣への武器売卻再開の可能性を排除していないのだ。
2010年1月にオバマ政権が中國の反対を顧みず、64億ドル相當の武器を臺灣に売卻して以來、臺灣問題はヒートアップし続けてきた。
北京の怒りをなだめるため、オバマ政権はF16ジェット戦闘機66機(50億ドル相當)の臺北への売卻の可能性を排除した。臺北は過去10年來、この戦闘機を入手しようとし続けてきた。中國側情報筋によると、ホワイトハウスが2010年中にF16戦闘機を臺灣に売卻しないと約束したことを受けて、胡錦濤主席はようやく2010年4月の核セキュリティ?サミットへの出席に同意した。