中國初の空母?ワリャーグ?の最新寫真
ロシア海軍の関係者は27日、カナダの軍事専門誌「漢和亜州防務」(Kanwa Asian Defence)の取材に、中國の艦載機パイロット地上模擬訓練システムはとウクライナの“ニトカ”システムと大きさから外観までよく似ていると話した。
▽ウクライナ製の主動力裝置を裝備
同関係者は、ウクライナの國営企業が中國の航空母艦の建造と「ワリャーグ」の改修に深く參與した可能性が高いとしている。得られた情報はすべてこの企業からだが、ウクライナ側の參加規模は予想されているほどはないと強調する。
「ワリャーグ」はウクライナ製の主動力裝置を搭載するという報道は確かで、他にもウクライナ側は中國にジュブル型エアクッション揚陸艦4隻を提供したと報道されているが、実際には2隻の揚陸艦が提供されたという。
ウクライナの専門家は中國?哈爾浜(ハルビン)のボイラー工場を視察。ハルビンのボイラー工場における大出力の軍用ボイラーと動力裝置の生産が、ウクライナと中國海軍の最大プロジェクトとなっている。ただ、新型ボイラーがまもなく完成する空母に設置されるかについては明らかにされていない。
「ワリャーグ」と中國獨自に開発した空母にはウクライナの大型軍用ボイラーを搭載。すべての作業は非常に順調に進んでおり、ウクライナは中國側にテスト用のボイラーを數臺提供することになっている。
▽訓練、武器、技術などで協力