カーネギー國(guó)際平和財(cái)団が3日に発表を予定していた中國(guó)軍事力報(bào)告書は、「今後20年內(nèi)に、中米両國(guó)の軍事力の差は縮小を続ける。日々強(qiáng)化される工業(yè)力により、中國(guó)は近海で米國(guó)の軍事覇権に挑戦することが可能だ」と結(jié)論づけた。同報(bào)告書は昨日、米メディアによって事前に暴露され、米國(guó)人に「我々はどうするべきか」という疑問を投げかけた。
中米問題に詳しい専門家は、このような「中國(guó)の軍事力+米國(guó)の將來の懸念」という報(bào)道が、このほど米メディアで増加傾向にあるとし、「中國(guó)の軍事力強(qiáng)化に懸念を続けるワシントンは、心臓発作を患っているように見える」と指摘した。崔天凱駐米大使は4月30日、米國(guó)防長(zhǎng)官の釣魚島(日本名?尖閣諸島)に関する発言についてオバマ政権に警告を発し、「日本により自國(guó)を傷つけるべきではない」と語った。
米國(guó)防総省のパトリック?ベントゥレル報(bào)道官はこれにより、「アメリカにとって、釣魚島問題で責(zé)任を負(fù)うべきは、中國(guó)と日本のどちらか」とメディアに追及された。ベントゥレル報(bào)道官がノーコメントを貫いていた時(shí)、カーネギー國(guó)際平和財(cái)団の報(bào)告書はすでに釣魚島などの海上問題を、米國(guó)の西太平洋における覇権の壽命を左右する要素としていた。
中國(guó)國(guó)際問題研究所の楊希雨研究員は2日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)に対して、「米國(guó)は釣魚島問題について言葉を濁しているが、これは自國(guó)の矛盾した立場(chǎng)によるものだ。米國(guó)には米國(guó)なりの狙いがある。米國(guó)は中國(guó)が拡大を続ける軍事力により、日本による釣魚島の実効支配の現(xiàn)狀を覆すことを懸念しており、中國(guó)に『挑発するな』と警告している。しかし米國(guó)はその一方で、日本を中國(guó)との軍事衝突に巻き込みたくないため、釣魚島の主権帰屬問題について立場(chǎng)を表明しないと重ねて強(qiáng)調(diào)しており、暗に『厄介事を引き起こすな』と日本に警告している。この點(diǎn)から論じると、米國(guó)の発言は中日雙方に向けられたものと言える」と指摘した。
「中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2013年5月3日