8月15日の第二次世界大戦敗戦記念日が近づくにつれ、日本の安倍首相が靖國神社を參拝するかをめぐる推測が増えている。麻生太郎副首相は安倍首相に8月15日を避けて靖國神社を參拝するよう助言したと言われているが、これは世間の目をごまかせるだろうか。
これについて、清華大學當代國際関係研究院の劉江永副院長に聞いた。
◇今の段階で判斷するのは時期尚早
劉氏は、8月15日まであと半月あるため、今の段階で安倍首相が靖國神社を參拝するかを判斷するのは時期尚早、安倍首相自身でさえおそらくまだ答えを出していないのではないだろうかとし、國內外共に厳しい狀況にある安倍首相はこの日が迫るまでどうするか決められないだろうとの見方を示す。
劉氏はまた、日本の外務省官僚の最近の訪中の動きからみて、日本側は中日指導者の會談の可能性を探っており、これも參拝するかの判斷に影響すると指摘する。しかし、安倍政権は「改憲」に積極的で、釣魚島問題にこだわっている今、中日雙方の価値観はほど遠く、(首脳會談)実現の可能性は薄い。
◇麻生副首相の助言があだになる?